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ブースタードラフト とは?


ブースタードラフトは、いろいろあるトレーディング・カードゲーム(TCG)の遊び方の1つです。
TCGの元祖、マジック:ザ・ギャザリングにおいては、公式トーナメントルールに競技方法が規定されていて、グランプリ等の大会では、この形式で争われることがあります。
ブースタードラフトは、「リミテッド」(limited、限定戦)の一種です。
リミテッドは、大別すると「シールド」と「ドラフト」の二種類あります。
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参考リンク:
マジック:ザ・ギャザリングについて知りたい方へ(初めての方向け)
・プレイのしかた、基本ルールの確認
初めての方へ For the beginner(日本語公式ウェブサイト)
マジック:ザ・ギャザリングの世界へようこそ!(タカラトミー)
マナの泉(電撃ドットコム)
TCGの元祖、マジック:ザ・ギャザリングにおいては、公式トーナメントルールに競技方法が規定されていて、グランプリ等の大会では、この形式で争われることがあります。
リミテッド形式
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持っているカードで あらかじめデッキを作っておく「構築」とは異なり、リミテッドは、対戦の場でパックから出てきた「限られた」カードだけを使って、デッキを作り対戦するという遊びかたです。
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シールドは一定数のブースターパックを開け、出たカードのみを使ってデッキを作る形式です。
ドラフトについては、以下このページで解説しますが、デッキに使うカードを ある程度自分で選択できる分、シールドに比べて戦略的な面が多く含まれます。
ドラフトについては、以下このページで解説しますが、デッキに使うカードを ある程度自分で選択できる分、シールドに比べて戦略的な面が多く含まれます。
いずれも未開封のパックを使って対戦を行うのでお金はかかりますが、相手とのカード資産による差を気にせずに遊べる形式です。
ブースタードラフト
ブースタードラフト(Booster Draft、ブードラ)は、大会では8人でやるのが一般的で、サイドイベントとして開催されることも多いです。
一方で、カジュアルに少人数でやるのも楽しいものです。(ある程度人数が集まらないとできないという難点はありますが…) しばらくマジックから離れていたメンバーを集めて遊ぶのに適していると思います。
一方で、カジュアルに少人数でやるのも楽しいものです。(ある程度人数が集まらないとできないという難点はありますが…) しばらくマジックから離れていたメンバーを集めて遊ぶのに適していると思います。
ドラフトの手順
まず、ランダムで席を決め、円卓の周りに着きます。
プレイヤー1人につきブースターパックを3つ用意して、各自の前に置きます。
プレイヤー1人につきブースターパックを3つ用意して、各自の前に置きます。
ここまで整ったら、パックの開封です。1パック目の手順は、このようになります。
パックを他の人に見られないように開封し、裏向きのままマジックのカードが15枚あるかを確認します。(異常があれば取り替えます)
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トークンカード、ルール説明カード、フォイルでない基本土地カード、エキスパンションに存在しないカードを取り除きます。
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自分が開けたパックのカード14枚から1枚選び、自分の前に裏向きで伏せます。
残りのカードは、裏向きで左隣のプレイヤーに渡します。
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残りのカードは、裏向きで左隣のプレイヤーに渡します。
隣から渡されたカードの束から1枚選び、自分の前に裏向きで伏せます。
残りのカードは、裏向きで左隣のプレイヤーに渡します。
↓残りのカードは、裏向きで左隣のプレイヤーに渡します。
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(同じ手順をカードがなくなるまで繰り返します)
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14枚選び終えたら、次のパックに移るまでの間、選んだカードを確認できます。
2パック目、3パック目も同様。
ただし、カードの受け渡しは、前のパックのときとは逆向きになります。
選んだ後のカードの束は、2パック目は右隣に(反時計回り)、3パック目は左隣に(時計回り)渡します。
ただし、カードの受け渡しは、前のパックのときとは逆向きになります。
選んだ後のカードの束は、2パック目は右隣に(反時計回り)、3パック目は左隣に(時計回り)渡します。
3パック目まで終えると、全員、(14枚×3パック=)42枚ずつカードを選んでいる状態になります。
これらに好きな枚数の基本土地カードを加えて、40枚以上のデッキを作ります。
これらに好きな枚数の基本土地カードを加えて、40枚以上のデッキを作ります。
ドラフト用語
・ポッド :ドラフトの卓のこと。
・上流 :右隣の席の人。1パック目3パック目は、この人からカードを受け取るので、流してもらった強力なカードを参考にして自分の色を決めるとドラフトが成功しやすい(強力なデッキになりやすい)。
・下流 :左隣の席の人。2パック目は、この人からカードを受け取る。色が被らなければ、2パック目で欲しい色のカードを優先的に流してもらえる。
・ピックする :回ってきたカードの束から、自分が使う1枚のカードを選び取ること。
・流す :カード(の束)を隣の人に渡すこと。
・初手 :各パックにおける、第1ピック。
・色が被る :近隣のプレイヤーと同じ色のカードを集めてしまうこと。往々にしてカードの取り合いになるので、デッキが弱くなってしまう。
・住み分ける :近隣で、色が被らないようなピックをすること。
・色主張/サイン/シグナル :あえて強力なカードを流すことで、「自分はその色のカードを集めていない」ことを暗に示し、色が被らないようにすること。(ただし、他のドラフトの参加者に、自分が選んだカードや選んで欲しいカードについて、口や身振り手振りで示してはならない。ゲームの根底をくつがえすルール違反なので、間違ってもやらないように…)
・総取り方式 :「優勝者がレアをすべて得られる」という取り決めで、ドラフト後のカードを分配する方式。
・順位取り方式 :試合終了後に、カードをすべて集め、高い順位の者から好きなカードを取っていくやり方の、カード分配の方式。
・取りきり方式 :「ピックしたカードを各自がそのまま持ち帰れる」という取り決め。
・レアピック :高額なレアを、カードの強さと無関係にピックすること。取りきり方式のドラフトで良くみられる。ゲーム性が失われるため嫌う人もある。
・コモン抜け :主に2〜3手目に、隣から受け取ったカードの束から、レアやアンコモンではなくコモンが抜けていること。色主張の場合がある。実はプレミアムカードを取っていただけ、ということも。
・ソート :ブースターパックに入っているカードの並び順のこと。製造工程上、カードは特定のパターンに従って封入されているため、コモンやアンコモンのソートを掴んでいれば、上から流れてきたカードの束から「何が抜けているのか」を特定できることがある。
参考リンク:
・図入りでわかりやすくドラフトを解説
ドラフトのすすめ(著:石田 格)(タカラトミー)
・基本用語の解説など
M:TG Wiki
・大会におけるルールの確認
MJMJ.info(>ルールの閲覧>マジック大会規定 の7章)
ドラフトのすすめ(著:石田 格)(タカラトミー)
・基本用語の解説など
M:TG Wiki
・大会におけるルールの確認
MJMJ.info(>ルールの閲覧>マジック大会規定 の7章)
![[U]](iU.png)
・プレイのしかた、基本ルールの確認
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マナの泉(電撃ドットコム)

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