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金属術がやりたかった
2010-10-10


最近の自分のドラフトは毒続きだったのですが、この環境・毒と並んでもう1つの花形、金属術系のデッキを実戦でやってみたかったのです。
…で、密かにその挑戦記録をつらつら書いていこうかな、と。
…で、密かにその挑戦記録をつらつら書いていこうかな、と。
挑戦1度目。
初手エルズペスから白を取って金属術系を狙うものの、緑の感染持ちがダダ流れだったので、気がついたらまたも緑白の毒殺狙いのデッキに。2勝1敗、緑白でも感染デッキは組めることがわかりました。金属術のテスト失敗(ダメじゃん)。
2度目。
2枚の 《マイア鍛冶》 から、アーティファクト路線を狙うも白が流れてこない。卓(というか自分の周り)がぐちゃぐちゃになって赤緑路線で組むものの、クリーチャーが弱すぎてムリヤリ白を入れた3色に。アーティファクト破壊はやたらと数が取れたものの、まあいわゆる「バランスの悪いデッキ」ができ上がり、1度も勝てず。散々な結果に。
金属術を思い切り活用しようとすると、そもそもアーティファクトを多数展開しないといけません。そのためにはデッキに、
(1) 爆弾カードや除去
(2) 金属術持ちのカード
(3) 軽いアーティファクト(たくさん)
これらすべてが必要となるので、余裕のないデッキ構成になりがち。
(1) 爆弾カードや除去
(2) 金属術持ちのカード
(3) 軽いアーティファクト(たくさん)
これらすべてが必要となるので、余裕のないデッキ構成になりがち。
おそらく今回の失敗の原因は、(1)の除去の取りすぎでした。
ほとんどの除去は有色カードなのである程度の枚数に抑えないと、(2)と(3)の間のシナジーが機能しなくなり、金属術どころではなくなります。
金属術を持つカードは「使えたらラッキー」程度のものと割り切り、数枚あれば十分。(1)と(3)だけでデッキの骨格を作るつもりでピックした方が、結果的に強くなるかもしれないと思いました。
ほとんどの除去は有色カードなのである程度の枚数に抑えないと、(2)と(3)の間のシナジーが機能しなくなり、金属術どころではなくなります。
金属術を持つカードは「使えたらラッキー」程度のものと割り切り、数枚あれば十分。(1)と(3)だけでデッキの骨格を作るつもりでピックした方が、結果的に強くなるかもしれないと思いました。
別の日、気を取り直しての3回目。
白をやれたので、赤の除去とあわせつつ飛行2/2を中心としたデッキの完成。金属術の条件が達成できるよう意識して作ったつもりですが、金属術が関係ないカードも普通に入ってます。
デッキの3マナ以下アーティファクトは12個(アーティファクト・クリーチャー含む)。感覚として、7割くらいの試合で早かれ遅かれ金属術状態を達成できました。自分としては満足。
アーティファクト・クリーチャーは、戦闘やクリーチャー除去の対象となりやすいので、「クリーチャーでない」「軽い」アーティファクトを集めるのが確実そう……ということで、コストが0マナ・1マナの使えるカードはさっさと取ってしまう方針でピックを進めました。となると、手軽なのは装備品… 《ダークスティールの斧》 や 《浸透のレンズ》 あたりが取れると理想ですね。(今回は流れて来ませんでした)
ただ、アーティファクト・クリーチャーの中でも、《絡み線の壁》 は金属術のサポートとしても活躍してくれました。戦闘で死ににくく、それでいて除去もされにくい。ただの壁なんですが、利用価値ありますね。
使った白赤デッキです。改めて書き出してみると、コンバットトリックが皆無…
2勝1敗でした。参考までに。
2勝1敗でした。参考までに。
SOMx3・ドラフト デッキ |
クリーチャー (13) 1 x 《刃族の狂戦士》 : 金属術で+3/+3と速攻。 1 x 《ガルマの保護者》 : 金属術で強化されるが、存在感はイマイチ… 1 x 《微光角の鹿》 : 戦場に出て、護符と磁石を再利用。 3 x 《きらめく鷹》 : 2/2飛行その1。使用済み護符の再利用にも。 1 x 《ケンバの空護衛》 : 2/2飛行その2。 2 x 《嵌め乗りの滑空者》 : だいたい飛んでる2/2。 1 x 《きらめく鷹の偶像》 : よく飛び出す2/2飛行。 1 x 《屍百足》 : ブロッカーその1。装備でタフネス強化。 2 x 《絡み線の壁》 : ブロッカーその2。 スペル (11) 2 x 《金屑化》 : 火力。使うと爽快、だけど使われるのは勘弁。 2 x 《拘引》 : 飛行クリーチャーや、嫌な感染持ちを止める。 2 x 《調和者隊の盾》 : (0)マナで出せる! 鷹を1ターン目に出せる。 2 x 《シルヴォクの生命杖》 : (1)マナで手軽に打撃強化! 1 x 《逆刺の戦具》 : 2/2飛行が6/1飛行になります。 1 x 《堕落の三角護符》 : 相手クリーチャーの弱体化用。感染対策にも。 1 x 《転倒の磁石》 : 回数制限つきのタッパー。 土地 (17) 10 x 《平地》 7 x 《山》 |
プレイ時は展開優先で、軽い装備品はとりあえず出して、装備するのは後回し。
大体の試合は、地上を止めて空から相手ライフ20点を少しずつ削るという王道パターンですが、とりわけ1ターン目に 《きらめく鷹》 を出せると、序盤から(気分だけ?)優位に立てます。《金屑化》 も2度ほど受けましたが、飛行持ちが複数出ていれば大丈夫ですね。
青の人気薄と相まってか、相手の飛行持ちクリーチャーよりは、緑デッキに入っている 《絡み線の壁》 や、装備壊しの 《酸の巣の蜘蛛》 がなにかと邪魔でした。
青の人気薄と相まってか、相手の飛行持ちクリーチャーよりは、緑デッキに入っている 《絡み線の壁》 や、装備壊しの 《酸の巣の蜘蛛》 がなにかと邪魔でした。
使われると金属術は強そうに見えるんですけれど、いざ作ってみると構成がシビア。今回のが金属術デッキかと言われれば、ちょっと怪しい……もう少し模索してみましょう。
最後に、日本語公式ウェブサイトへのリンクをいくつか。
公式サイトでも最近は頻繁にドラフトの話題が出てくるので、要注目です。
公式サイトでも最近は頻繁にドラフトの話題が出てくるので、要注目です。
ついでに書いておきますが
増殖を生かしたデッキをドラフトで組めないものかと、先週から青緑や青黒で雛型デッキを作ったりして1人回ししていたのですが、どうにも勝てる形が作れなくてあきらめました。
どうも自分には向かないみたい
増殖を生かしたデッキをドラフトで組めないものかと、先週から青緑や青黒で雛型デッキを作ったりして1人回ししていたのですが、どうにも勝てる形が作れなくてあきらめました。
どうも自分には向かないみたい

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