グランプリシドニー2010

2010-10-13


先週の9日〜10日にシドニーで行われたグランプリは、ミラディンの傷跡のシールド戦/ブースタードラフト戦のフォーマットで競われました。
カバレージはこちらで見られます。→ グランプリシドニー2010

まあ最近の私は、金属術らしいデッキがなかなか組めずヤキモキしていたので、ドラフトで「金属術らしい」デッキが出てきたら参考にしようと思って、カバレージを見ておりました。

決勝には金属術は見る影もなく、ほぼ純粋なクリーチャーの殴り合い勝負でしたね。
アーティファクトのシナジーに見向きもしなかったジェレミー・ニーマン(Jeremy Neeman)氏と、卓の青を独り占めして《大建築家》によるアーティファクト・ビートを狙ったLSV(Luis Scott-Vargas)氏との勝負。
いつも思うのですが、ドラフトは奥が深いです。

他の方のデッキリストを見ると、準優勝のイサック・イーガン(Isaac Egan)氏のものが一番多く、金属術カードが採用されています(7枚)。しかも緑黒!
ピックの過程はわかりませんが、緑黒は毒デッキが主流と踏んで、あえて毒デッキに入りにくいカードを集めたものかと思います。きっちりデッキに仕上げてしまうあたりが素敵。
「緑黒は毒デッキが作りやすい」という解説ページに、少し補足が必要かもしれません。

マイケル・ダオ(Michael Dao)氏や、棚橋 雅康氏も、金属術を意識してアーティファクトを取っていますが、「金属術」持ちのカードの枚数は抑えている印象。うーむ。
あまり金属術にこだわる必要ないのかな。

あと気になったことといえば、毒デッキに入っているマナ・マイア。これまで私は、毒デッキ路線を決めたときは、マナ・マイアを入れるくらいなら感染持ちを優先して入れていましたが…、ジャッキー・チャン(Jacky Zhang)氏はデッキに投入してますね。
感染デッキだからこそ、マナ加速を入れた? 今度試してみましょう。


最近、自分の点数表を見直すたび、もう少しアーティファクトの点数が高くても良いような気がします。
またちょっとだけ上げました。



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