ミラディンの傷跡　ドラフト点数 & コメント（黒）

感染持ち速攻。攻めの毒デッキに。
上手く使えば、毒殺までの相手の計算を狂わせることができるか？

（毒殺狙いではない）通常のデッキなら取りたい。４点ライフの増減は大きい。
一方、感染持ちを中心に据えたデッキなら、金属術の条件が厳しくなりがち。ピックの際はデッキの方向性にあっているか考慮を。

黒相手の良サイドボード。渡りがつけば、相手の感染持ちも無視して攻撃できる。
毒デッキにとっては不要。

-2/-2修正をばら撒いたあとのサイズは、この環境のフライヤーの中でも群を抜いている。
この環境、タフネス１、２のクリーチャーが多いので、ばら撒いたら「ほぼ全体除去」。
全体除去を撒いた後、これ一体が残る、という状況が作り出せるので、文句なく強力。
また、相手の感染持ちに対しても滅法強く、ダメージを受けることで能力が再利用できる。

3マナという軽さから序盤にでも出せる。
感染持ちパワー2は無視しにくい。

他を犠牲に再生できるとはいえ、６マナなのに心もとないタフネス。

2マナ2/1。場合によっては飛行を持てるが、これはほとんどオマケ。
生け贄に捧げるシナジーを利用したいなら投入も可。

安く取れるが、毒デッキでない黒をやるならかなり強力。弱った相手にトドメは刺せるが、盤面には影響しない。
ミラディンの傷跡環境の黒が毒殺狙いの方向になりやすいのも、このカードにとっては逆風。デッキの戦略と噛み合わず、ライフ回復の時間稼ぎにしかならないなら、他のカードを優先したいところ。

相手のクリーチャーを道連れにする除去。
多くのクリーチャーが墓地送りになった戦闘の後で使うと、いくぶんお得。
墓地誘発を持つ、《危険なマイア》 や 《屍百足》 を押さえておきたい。

実質、先だしできる除去。増殖との相性も良し。
序盤のマナ・マイアを手軽に処理できるので、割と器用に振舞う。

アーティファクトが多い環境では威嚇は止められうる。ただし5/5なのでそう簡単には行かない。
攻撃に行けずとも、相手の墓地のカードを奪う能力は強力。オーバーキル感はあるが、能力内で自己完結しており、奪うクリーチャーに困らない仕様になっているのも良い。

タフネス４以下のクリーチャー除去。ミラディンの傷跡では、使いやすい黒除去はこれ１つ。
色拘束は強いが、その分ほぼすべてのクリーチャーに有効。

これが取れたなら感染デッキを狙う理由としては十分。軸に据えるとデッキが引き締まる。
除去耐性がなく攻撃に行きにくいサイズではあるが、嵌まれば強い。

毒殺狙いのデッキにとっては、2/1感染持ちは願ったり。
戦場に出すだけで相手に毒カウンターを載せ、増殖シナジー利用の準備が整うので、早めにピックを。

弱体化スペル。４マナと重いが、キャントリップ付きなので使い勝手は悪くない。
マナ・マイアなどのタフネス１が多い環境なので、除去として機能することも多い。

リミテッドでは、たいてい相手の危険なカード１枚と引き換えになる。
対処しようのない爆弾カードを見かけたときのサイドボードに使えなくはなさそうだが… 対策するよりは、普通にデッキのパーツを入れた方がよいだろう。

攻撃寄りのバニラ。基本のサイズはある。他とのシナジーを持たず、毒デッキにも不要。
強化すれば十分戦力になるが、デッキの穴埋め要員か。

バウンスには弱いが、3/3飛行は、3マナにしては全く申しぶんなし。
2/2飛行は軒並み止まる。

同色にはそんなに魅力的な起動型能力はないが、夢のあるカード。相手しだいか。
毒デッキでも、《媒介のアスプ》 の感染付与を上手く利用できると戦力に。

相手に選択を迫るカードだが、厳しい２択。
とはいえ、これを構えているころにはあらかたの呪文は唱え終わっているだろうし、終盤なら要らないカードは手札に溜め込んでおける。これ単体でライフを削るのは難しい。

回避能力持ちに使用して打点の強化。
感染デッキといえどアーティファクトは入るので、入れてよいだろう。
手軽に繰り返して強化でき、しかも接死のおかげで攻撃が通りやすい。

回避能力は感染と良く噛み合う。相手に毒カウンターを載せるのに都合が良い。
装備品で打点を強化しよう。

１枚捨てさせても戦況は微動だにしない。アドバンテージを取れない。
リミテッドでは１枚の手札破壊は要らない。

毒カウンターは１０個溜めないとうまく機能しないので、デッキ次第。
相手の三角護符を封じるくらいがせいぜい。

除去能力でアドバンテージを稼げる黒らしいクリーチャー。黒なら逃す手はない。

再生まで持っていて、出されたときの対抗手段も限られてしまうので十分に強い。
速攻により悠々とプレイヤーに毒カウンター４つを載せ、これ単体でも毒殺が狙える。
毒デッキでなくとも取っておいてよい。

パワーの高いクリーチャーや、ファッティに唱えて一撃毒殺を狙える。
ただし毒殺を狙わないデッキなら、クリーチャーの除去目的限定となり、使い勝手は良くない。毒デッキでも、感染を持たないクリーチャーが少ないなら唱える機会がない。
毒殺は狙えるが、感染持ちクリーチャーが足りない場合には重宝する。
相手の攻撃クリーチャーに使って、ダメージによるライフ損失を毒カウンターに変換し急場をしのぐ…あたかも軽減のように使うこともできる。